Mt.bears 水槽台の購入とニス塗り
75cm水槽導入のため、水槽台を購入しました。
75cm用のものは選択肢が少ないのですが、いいものをみつけました。
ここはいろんな水槽台を製作しているようで、75cmもあったので注文してみました。
自分が購入したのは下記のタイプです。
MS-1 タイプ
W750×D450×H600
カラー:無塗装
価格:11,000円(底板・天板含む)
注文・入金から10日ほどで到着しました。
箱を開けるとこんな感じでした。
パーツは全部で6つです。
・天板部分×1
・底板部分×1
・支柱×4
説明書はついてませんが、必要ないほどわかりやすい作りです。
底板部分を下にしき、「下」と書いてある部分を番号にあわせて組み立てるだけです。
組み立ては電動ドライバーを使いました。
すべてのパーツに下穴が開けられていたので、比較的楽でした。
ただし、手で回すドライバーでは少しキツイと思います。
完成したのがこちらです。
かなりいい感じです。組み立ては30分くらいかな。
今回は無塗装を買ったので、木目、木肌がそのまま出ています。
Mtbearsにこのまま使えるかどうか問い合わせたところ、
「無塗装のままでも使えるが、水をこぼした際に水シミになる可能性がある。塗装したほうが長持ちする」
とのことだったので、塗装していきます。
木の色をそのまま残したかったので、ニスだけを塗ることにしました。
ニスにも大きく3つの種類がありました。ネットで調べたところ特徴はこんな感じでした。
・水性ニス (耐水性:弱 価格:安 臭い:なし )
・水性ウレタンニス(耐水性:中 価格:高 臭い:なし )
・油性ニス (耐水性:高 価格:中 臭い:あり )
油性と水性ウレタンで迷いましたが、室内で作業することを考えると臭いがないほうがいい。しかも、油性ニスは塗る際に薄め液が必要になる(水性ウレタンは水で薄める)など、面倒だったので水性ウレタンにしました。
(これだけなぜか写真が小さい・・・)
水性ウレタン(透明クリヤー 300ml) 約1200円
はけ 約200円
やすり 1枚70円×2
二スは複数回塗るとよいということだったので、全面を5~6回塗りました。
乾燥時間も必要なので、1週間くらいかけたと思います。
塗っては削り、塗っては削りを繰り返すとどんどんキレイになっていきました。
回数ごとのイメージはこんな感じ。
1回目:木が乾燥しているので、どんどんニスを吸う。あまり塗った感じがしない。
2回目:まだまだニスを吸う。1回目とあまり変わらない。
3回目:ニスをよく吸う場所、吸わない場所が分かれてくる。まだムラがある感じ
4回目:全体にあまりニスを吸わなくなってくる。かなり均一になり、表面にニスの膜ができている感じがする。
5回目:ニスの膜の上にニスを塗る感じになってくる。ニスの膜の厚さも均一になるイメージ。
6回目:完全に膜ができる。
作業が大変だったので写真は撮ってませんでした。
最後はこんな感じ ボケてるけど。
木のザラザラした感じはなくなり、すべすべになりました。
めちゃ時間かかりましたが満足です。
レイアウトコンテスト向きの水槽サイズの考察
レイアウトコンテスト用に、水槽を増やしたいと思っていましたが、サイズで悩んでいました。
120cmは床の強度を考えると置けないし・・・
60cmは今あるものと同じだし・・・
90cmなら置けるけど、高さ45cmは持て余しそう。
そこで今回は水槽サイズの考察をしたいと思います。
最近流行のワイド間のある水景やジオラマっぽい水景を作りたいと思い、レイアウトコンテストの写真集を用意しました。
2017のADAレイアウトコンテストの上位10作品の水槽サイズは以下の通りです。(幅×奥行×高さ)
1位:150×60×50
2位:120×45×45
3位:120×50×45
4位:120×60×45
5位:150×60×55
6位:120×50×50
7位:120×45×40
8位:150×60×60
9位:120×50×50
10位:120×60×45
やはり上位作品は皆、横幅120cm以上ですね。これくらいの幅があるほうが素材の選択肢が広がったりするので、迫力が出しやすいのでしょう。
そして奥行は最低でも45cmあります。遠近感の表現にはそのくらい必要になるということです。しかし逆に「トップクラスの作品でも奥行は45cmしかない」とも言えると思います。
そして高さです。上位10作品では45cmが最も低い高さです。
しかしこの高さについては、実際に何cmあるかということよりも、横幅とのバランスを考えたほうがよいと感じました。
ADAレイコンの過去作品を見てみます。
近年のグランプリ作品ではモスやシダ類といった、あまり高さを必要としない水草が多く使われていることが分かります。
おそらく60規格の高さ36cmや、90規格の高さ45cmというのは、有茎草を植えた際の利便性を考えて作られているのではと思います。有茎草を植えた場合、高さがないとすぐに水草が水面まで達してしまうため、トリミングの手間がかかることになります。
しかし近年の森の中を再現したようなレイアウトの場合、流木や石で作品の骨格を作り、そこにモスを活着させるというのが主流ですから、高さはそんなに必要ありません。
さきほどの10作品の縦横比率は以下の通りです。
1位:150×50(横3:縦1)
2位:120×45(横2.6:縦1)
3位:120×45(横2.6:縦1)
4位:120×45(横2.6:縦1)
5位:150×55(横2.7:縦1)
6位:120×50(横2.4:縦1)
7位:120×40(横3:縦1)
8位:150×60(横2.5:縦1)
9位:120×50(横2.4:縦1)
10位:120×45(横2.6:縦1)
これを見ると、縦1に対し、横2.4~3に収まっていることが分かります。
この比率が、ワイド感を感じるバランスの良い比率ということでしょう。
レイコン上位には、60cm水槽で上位を取る作品もありますが、それらについてもほぼ同様でした。幅が60cmしかなくても高さを25cm程度の水槽にすることで、ワイド感を出していました。
つまり、レイアウト向きの水槽とは
比率 横2.4~3:縦1
奥行 45cm以上
ということだと思います。
これを踏まえて水槽のサイズを検討していきます。
60cm規格水槽 :60×30×36(横1.6:縦1)
60cmワイド水槽:60×45×45(横1.3:縦1)
90cm規格水槽 :90×45×45(横2:縦1)
90cmスリム水槽:90×30×36(横2.5:縦1)
120cm規格水槽:120×45×45(横2.6:縦1)
これを見ると、60規格、60ワイド、90規格は縦横比が2以下で、先ほどの良い比率の範囲に収まっていないことが分かります。
90cmスリムについては縦横比はクリアしていますが、奥行が30cmと、あまりありません。奥行き感を出すのが難しいといえると思います。
120規格は両方の条件をクリアしていますが、総重量は250kg以上になりますから、なかなか置けるものではありません。そもそも水槽自体が重くて一人じゃ持てません。
ちょうどよいサイズはないものかとネットを探していたら見つけました。
それは・・・
プレココーポレーション
グラシアフラット750(75×45×30)!!
縦横比 2.5:1!
奥行 45cm!!
先ほどのバランスの良い水槽の条件を両方とも満たしています。
75cmは昔はよくあったサイズらしいのですが、今はほとんど見かけません。いいサイズだと思うんですが・・・
しかもこの水槽、一人で設置できるギリギリの大きさ・重さと言えると思います。
オールガラス水槽本体の重量を見てみます。
60㎝規格 :約10kg(ガラス厚5mm)
60㎝ワイド :約25kg(ガラス厚6mm)
90㎝規格 :約32kg(ガラス厚8mm)
グラシアフラット:約16kg(ガラス厚6mm)
90㎝規格になるとどのアクアショップの店員さんに聞いても、「重すぎるから一人での設置はやめたほうがいい」と言っています。
その点、この水槽なら60cmワイドよりも軽いです。水量も60ワイドより少ないので、ほぼすべての家庭で設置できるのではないでしょうか。
なぜこんなに良いサイズが廃れてしまったのか・・・
とにかくこの75×45×30というのが気にいりましたので75cm水槽を買うことにしました!
以上です。
水槽立ち上げ1か月後
水槽を立ち上げて1か月経ったので、経過を書いていきます。
まず立ち上げ当初の写真です。
次に1か月後の写真です。右上はモスを養殖しているシートです。
水草の配置や種類を少し変更しています。
まず、チャームで買ったミクロソリウム・トライデントを、アクアフォレストで買ったものに交換しました。
妙に葉っぱが大きく、他のトライデントより安いのが気になっていたのですが、どうも本物ではないようです。こちらのアクアフォレストのブログに詳しく書いてありました。
http://aquaforest.tokyo/2018/02/28/post-30607/
これによると、東南アジア産のミクロソリウム・十字ではないかとのこと。
だから安かったのか・・・
チャームのミクロは、ストック水槽に移しました。
次にボルビディスです。
ボルビディスは結局葉っぱが溶けてしまいました。
近くでみるとこんな感じです。
この一枚だけある葉っぱが新芽です。
写真だとわかりづらいですが新芽が3つほどあるので、時間が経過すればいい感じに茂ってくれそうです。
比べてみると、ちょっとずつですが、水草が成長しているのが分かりました。
このペースでレイコン間に合うといいな~
水槽立ち上げ3~4日後
水槽を立ち上げて数日たちましたので経過を書いていきます。
まず立ち上げ直後の様子です。当然ですが、コケもなく、キレイな状態です。
全体像を撮り忘れたのですが、数日後にはこんな感じになりました。
茶ゴケまみれです。
ヤマトヌマエビ6匹とオトシンクルス1匹は入れていたのですが、処理が間に合わないくらいすごい量のコケでした。
頑張るヤマトヌマエビ・・・・かわいい
しかし、このヤマトたちはあまり水槽の隅には行ってくれません。中心部の流木の影を動き回るだけでした。このままではコケが消えない・・・
ということでヤマトヌマエビを5匹追加し、11匹にしました!
すると、なぜか今まで水槽の隅には行かなかったのに、みんな水槽の中のあらゆるところに行くようになりました。
数が増えて安心したのでしょうか?それとも中心部のコケだけでは足りなくなったのか・・・?
とにかく一日でほぼ完全に茶ゴケを食べてくれました。
ヤマトはほんとに優秀です。
やはり60cm水槽にはヤマトは10匹くらい入れたほうが効果的なようです。
本日は、「ヤマトヌマエビは最高」というお話でした。
60㎝水槽 立ち上げ
60cm水槽の立ち上げをします。
幅60cm×奥行30cm×高さ36cmの規格水槽です。
今回は石をあまり使わず、流木をメインにしたレイアウトにします。
流木は北千住にある「Aquarium house Halu」で買ってきました。ここは素材が非常に安いのでお勧めです。
まずは凹型構図で組んでみました。
石が水槽を傷つけないよう、人工芝を敷いています。
上からみるとこんな感じです。
詰め込みすぎか・・・?
規格水槽は意外と高さがあるので、レイアウトがしづらい気がします。
次は凸型で組んでみました。
結構いい感じ!
今回はこれでいこうと思います。
一度流木を取り出し、田砂を3kg敷きました。
(少しさっきと違う・・・)
ちなみに、流木同士は結束バンドで固定しています。これはレイアウトが崩れないようにするためです。
掃除のときに手が当たって流木が外れることを防いだり、水を入れた際の浮き上がり防止の意味もあります。
小石も並べて、自然感が出るようにしていきます。
水草を植栽したのが次の写真です。
アヌビアスナナ・プチ
ブセファランドラ・グリーンウェービー
ミクロソリウム・トライデント
ボルビディス・ヒュディロティ
を使いました。
これらは結束バンドで流木に直接固定したり、小石に固定したものを並べたりして配置しています。
注水しました。
フィルターは使わず、カミハタの水中ポンプだけで運用していきます。
今回はここまでです。
次回は立上げ一週間後の様子を書こうと思います。
水草ストック水槽
先日のリセット前に、水草ストック水槽を立ち上げていました。
サイズは
横30cm 奥行20cm 高さ25cm
です。
GEXの外かけフィルターとヒーターを使用しています。
今見たら水槽もGEXでした。GEX最高です笑
ガラス鉢に入っているのがニューラージパールグラスです。
そのほかに
ミクロソリウム・トライデント(中央奥)
ハイグロフィラ・ピンナティフィダ(中央、赤い葉っぱ)
ブセファランドラ・グリーンウェービー(左手前)
アヌビアスナナ・プチ(中央から右下)
が入っています。
しかしチャームで買ったナナプチと、新宿のアクアフォレストで買ったナナプチでは、
明らかに葉の大きさが違います。右の方にあるのがチャームのもの、真ん中あたりのがアクアフォレストのものです。
アクアフォレストの方が葉がちっちゃくてきれいです。値段は高かったですが。
トロピカ社?のやつとかなのかなぁ。なんでこうもサイズが違うのか・・・
知ってる方いたら教えてください。
次の水槽は陰性水草レイアウトにしようと思ってます。
ニューラージは使わずに、この水槽で維持していきます。
60cm水槽リセット
60cm水槽のリセット
今回は60cm水槽のリセット手順について書きます。
僕はいつもこんな順番でやってます。
・フィルター等、機器類を止める。
・水をある程度抜き、素材も撤去する。
・生体を救出する。
・完了
写真付きで見ていきます。
まずはフィルター、ヒーターを止めます。
その後水を抜いていきます。生体は入れたままです。
水を抜いた水槽を上から見るとこんな感じです。
砂利でかなり盛り上げております。
左上にソイルの残骸がありますが、これは当初、ニューラージパールグラスを植えていたためです。結局ソイルが流出し、うまくいきませんでした。流出しないために、ウールなどを詰めておくと良かったようです。
さらに水を抜きました。
この段階で素材をどんどん取り出していきます。水が濁りますが問題ありません。
このまま1時間ほど置いておくと濁りが取れてきますので、そうしたら生体の救出を行います。
なぜ生体の救出がこのタイミングかと言うと、素材が水槽内に満ちていた場合、アミが素材に引っかかったり、生体が隠れたりして救出作業が難しいからです。
また水位を下げておけば、生体をアミに入れるのも簡単になります。
終わりました。
ソイルはスコップですくって取っておきます。
再々利用くらいしても、粒がくずれていなければ水草は問題なく育ちます。
一回で捨てたらもったいないし(^^;
素材はこれだけ入っていました。チャームの発泡スチロール3つ分です。
・流木10本くらい?
・溶岩石15kgくらい
・園芸用オアシス
オアシスは水槽内のかさ上げに使っていました。
ただ水を吸って重くなるし、あまり使い勝手が良いとは言えなかったです。
水槽から取り出しても一向に乾きません。
かさ上げなら、素直に軽石とかをネットに詰めたほうがよかったかも。
もう二度と使いません\(^o^)/
キレイになりました!
これでリセット終了です。
休憩しながらやったのもありますが、4時間はかかりました!
かなりの達成感です。
次回はその紹介もやりたいと思います。
ありがとうございました。